中津良特設見張所 中津良特設見張所② 前回の訪問時(ブログ記事「中津良特設見張所①」)に発見できなかった地下壕を探しに、令和4年2月8日に再度訪れました。 辺りは迷路のように張り巡らされている交通路や、周囲が盛土されている直径35mの円形窪地中央に聴音機の台座を確認しました。聴音機台座は直径4.2mのコンクリート製で、台を固定していたような穴の跡もありました。 また地下壕2か所を確認。入口はかがまずに入れる高さはあり、奥行き10メート […] 続きを読む
中津良特設見張所 中津良特設見張所① 平戸島中央部、有僧都岳と白岳の間の稜線上に作られた日本海軍施設「中津良特設見張所(丁)」。ここは平戸市民で知っている方は本当に少ないのではないでしょうか。 昭和17年に完成、実戦においてもB24爆撃機など数回敵機を発見・報告した※という記録もあります。 まだ平戸・生月戦跡研究会は発足していない頃(令和3年5月11日)、遊び仲間で中津良特設見張所へ訪れてみました。 この地は見張所を構成していた建物が […] 続きを読む
大碆鼻砲台 大碆鼻砲台 生月島の北端にある大バエ灯台。その近くに戦争の遺跡があります。最初、地元の方から「無線機を置いていた場所」と聞いていたのですが、行ってみたら海軍の砲台が置かれていた場所でした。 砲台へ降りる崖の上からの景色です。 佐世保海軍警備隊の史料によると、ここには14センチカノン砲が2門置かれていたようです。1門が置かれていた砲台は現在埋められていてわかりませんでしたが、そこだけ木々が生えていないのでこの土 […] 続きを読む