主に平戸市内の戦争遺構を調べています。時々史跡や妖怪も紹介します。
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陸軍施設

的山大島砲台①

朝鮮海峡を護る要塞のひとつ、壱岐要塞。その壱岐要塞で一番最初に作られた砲台が的山(あづち)大島砲台です。 的山大島砲台については以下に記載します。☆任務:黒崎砲台と相俟チテ主トシテ西方海面ヨリスル敵艦船ノ壱岐海峡航通ヲ妨害ス☆着工:1924年(大正13年)10月15日☆竣工:1929年(昭和4年)1月15日☆砲台:砲塔45口径30㎝カノン 連装 1基 2門、戦艦「鹿島」の後部主砲塔を陸上転用☆☆主 […]

生月砲台関連施設か(地下壕調査)

本日は聞き取り調査の中で得た情報を確認しに、下見に行ってみました。 その情報とは、長崎県平戸市生月町の御崎というところに、防空壕があったというものです。 終戦当時87歳だったその方のお話から、防空壕の入口と出口の場所も聞くことがきました。その距離が地図上で見ると結構長いので、民間の防空壕ではなく軍の施設なのではないかと推測しています。近くの滝脇(字名)という場所にも地下壕2本を見つけました(動画編 […]

ライブ配信裏話:生月砲台

3年前(令和3年)、まったく知識がない状態から戦争遺構を調べ始めたのですが、知識がないために目の前の遺構がなんなのか、何のためのものなのか、この状態から何がどう推測されるのか、などということがまったくわかりませんでした。これではダメだと戦跡関係の勉強会や大会にも顔を出し、縁をつくり、何かがのり移ったように学んできました。 それでも遺構が発するメッセージに気づけない自分が悔しくて、学べば学ぶほどわか […]