お盆時期に弾丸で長崎県防空本部(立山防空壕)へ訪れてみました。
ここは長崎市にあり、戦時中に空襲警報が出されると県知事はじめ要員がここに集まり県政の指揮を執っていたようです。
地下壕の中には知事室や警察部長室、防空監視隊本部などがありました。原爆投下時にはここから被害情報を国の防空総本部へ送り、それと同時に県外市外各地に救援救護を求めました。また女子挺身隊が勤めていた防空壕もありました。
生月でも、戦時中役場の資料などを持って避難する防空壕があったようです。今は埋められていて入ることはできませんでしたが、当時役場に勤めていた方々は県や町など規模は違えども、有事の際は指揮系統が途絶えぬよう役場を稼働させ続けるため頑張ってくれていたんだなぁと想いを馳せました。