朝鮮海峡を護る要塞のひとつ、壱岐要塞。
その壱岐要塞で一番最初に作られた砲台が的山(あづち)大島砲台です。
的山大島砲台については以下に記載します。
☆任務:黒崎砲台と相俟チテ主トシテ西方海面ヨリスル敵艦船ノ壱岐海峡航通ヲ妨害ス1
☆着工:1924年(大正13年)10月15日
☆竣工:1929年(昭和4年)1月15日
☆砲台:砲塔45口径30㎝カノン 連装 1基 2門、戦艦「鹿島」の後部主砲塔を陸上転用
☆☆主線:NW35度
☆射界:180度
☆有効射程距離:26,000m
☆電燈所:馬ノ頭、長崎鼻
☆観測所:大根坂、板ノ浦
この調査では的山大島砲台と長崎鼻電燈所(掩灯所・発電所)を確認しました。的山大島砲台の関連施設図(冷却水槽、油庫、貯水所及びポンプ小屋)2に載っている貯水所も確認できました。
調査の様子はYouTubeをご覧ください。