3年前(令和3年)、まったく知識がない状態から戦争遺構を調べ始めたのですが、知識がないために目の前の遺構がなんなのか、何のためのものなのか、この状態から何がどう推測されるのか、などということがまったくわかりませんでした。これではダメだと戦跡関係の勉強会や大会にも顔を出し、縁をつくり、何かがのり移ったように学んできました。
それでも遺構が発するメッセージに気づけない自分が悔しくて、学べば学ぶほどわからないことが増えてきます。勉強しても追いつかないほど、遺構からメッセージがどんどん溢れ出てくるのです。
ごめんね、私に読み取る力がなくて…と自己嫌悪に陥りながらも、なんとかして遺構から情報を読み取って誰にも知られず山の中に佇んでいた存在を知ってほしいという思いで戦史史料を読み漁っているうちにひらめきました!
現場からライブ配信しよう!!
今まで知られていない戦争遺構は山の中、誰も訪れないような場所にあるものが多いです。みんなに見せたいのに、藪漕ぎしないといけなかったり足場が悪かったりで、人を選ぶのです。ライブ配信なら見てくれる人にリアルに現場の空気感を伝えられるし、わからないことを聞いてみたら答えてくれる人がいるかもしれない!ということで、我ながらあったまいー♪と喜び勇んでいざ生月砲台へ。
これがライブ配信映像ですが、見ての通りグッダグダ
山の中は電波が入らないことを失念していました^^; これに懲りずにライブ配信、挑戦していきます。