平成12年(今から25年ほど前)に日本骨髄バンクに登録し、その20年後(令和2年)に適合通知が初めて届きました。
書類到着より先に、スマホのほうにSMSで適合のお知らせが来ました。
登録患者さんのHLA型が私と一致したということで、数日入院しなければならないし仕事も休まなければならないなどドナー側もいろいろなリスクを背負うことを踏まえ家族とも相談し、コーディネートに進むことにいたしました。
書類の中には数枚の問診票がはいっており、それら書類を返送後に担当コーディネーターから連絡があるようです。
藁にもすがる思いでドナーを待つ患者さんとそのご家族。
私の骨髄がその方の一筋の光になれるのなら。
諦めきれない未来が現実に歩めるようになれるなら。
「やっと人様のお役に立てる」と安堵に近い思いとともに怖さも感じています。
ドナー側も痛いって聞くしなぁ…
その怖さはどこから来るのか。それは「知らないから」だろうな。
骨髄バンクに登録することに対して、適合した後どのような流れになるのか、私と同じように不安や怖さを感じている方もいるかもしれないので、骨髄ドナーの流れをここで記録に残していきたいと思います。